株式会社take-Oの柳澤です。
今回は、「企業の永続的な繁栄に必要なこと」についてお話しさせていただきます。
【企業の永続性を阻むリスク】
ご存知の通り、企業は営利を追求する組織です。
企業は法人格を持っていますので、出資者や経営者に異動があったとしても永続的に存在することを前提としています。
書籍や金融機関から配布されている資料等には、下記のようなことが定義されています。
企業の永続的な繁栄に必要なこと
- 適切な資金計画
- 経営環境への順応
- 事業承継計画
企業は永続的に利益を追求して成長していく使命があります。
しかしながら、その永続性を阻む下記のような様々なリスクが存在します。
企業の永続性を阻むリスク
- 資金不足
- 業績悪化
- 後継者の不存在等
そして、その前提にたって心掛けなければならない理由を以下のように述べられています。
事業承継を意識することが必要な理由
多くの中小企業の場合、オーナーは経営者であり、資本と経営は一体と言えます。
そのことかも、経営者は企業を永続的に繁栄させることを大きな使命の一つと位置づけています。
そして、その背景からも下記のような要請があると考えています。
- 雇用の確保
- 社会貢献
- 経営者家族の生活を守る
しかし、実際の企業経営の現場においては、刻々と変化する経営環境に対する「業績悪化の問題」、
決算上では黒字であっても、資金繰り上赤字に陥る「資金不足の問題」、
そしてすべての経営者に必ず訪れる事業承継について「後継者不在の問題」など、
経営者の頭を悩ませる問題が数多く存在しています。
その為経営者は、日常の経営活動では「経営環境への順応」や「適切な資金計画」について日々悩むことが多く、「事業承継」について意識する機会が遠のいてしまいがちです。
「事業承継の具体的な検討」となると、その課題の大きさから適切な相談相手を選べず、ついつい先延ばしにしてしまいがちですが、事業承継の計画・準備には相応の時間が必要なことは間違いありません。
したがいまして、日常の経営活動の中で事業承継を意識する機会(タイミング)は重要なこと言えます。
お陰様で多くの企業経営者様と懇意にさせていただいておりますが、事業承継問題は経営者共通の課題であられることを日々実感しております。
また、会社契約の生命保険の活用等、保険代理店としてのお手伝いもさせていただいていることから、士業関係の方とタックを組み、多くの事案のサポートをさせていただく機会も増えてまいりました。
次回コラムより、数回に分けてオーナー経営者様が抱える事業承継をテーマにお話しさせていただきます。
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適格年金からの移行をはじめ、企業型確定給付年金(DC)の導入、確定給付型企業年金(DB)の導入、確定給付型企業年金(DB)から企業型確定拠出年金(DC)への移行も実績がございます。
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士業にはない積立ファンドを提供する保険業従事者として、地域業種を問わず、実経験からお話しできると思います。